ごあいさつ

一般社団法人　京都府専修学校各種学校協会　 会長　田中 誠二

新型コロナウイルス対策の行動制限を重ねながらワクチン接種や治療薬の開発などが進む中で、滞っていた社会経済活動や教育活動が回復してまいりました。高等教育機関においては、Society5.0実現に向けたデジタル化・DXの促進、社会人の学び直し（リカレント教育）、教育のグローバル化や地域の課題解決に向けてのイノベーション創出など、環境変化への対応と新たな役割が求められています。

当協会では昨年度、文部科学省より「専修学校留学生の学びの支援推進事業」を受託し、外国人留学生を積極的に受け入れるプロジェクトに取り組んでいます。この事業では、留学生との交流による国際理解の促進はもとより、京都ならではの文化・芸術等に触れ親しむことができるなど、「世界文化自由都市」を標榜する京都で学ぶ意義や当協会会員校の教育の特色や魅力が広く世界に向けて伝えられるように進めています。

専修学校・各種学校に入学される皆さんには、次代を担うスペシャリストとして必要な知識・技能、思考力、判断力、および表現力はもとより、正しい職業観や就労感、職業倫理を習得していただくと同時に、国内外を問わず共に学ぶ仲間との交流によりグローバルな視野も身につけていただければと期待するところです。

昭和52年に創設された京都府専修学校各種学校協会として発足した当協会は、昭和57年4月に社団法人として京都府から許可を受け、これまで府内の専修学校・各種学校の発展と職業教育の振興を目的として、活動を行って参りました。その間、当協会の会員校においては、独自の教育理念のもとで特色ある職業教育を通じて、地域や産業の課題に対してソリューションを生み出し、イノベーションを牽引する中核的専門人材の養成に日々努めてまいりました。

その結果、それぞれの卒業生は高い専門性と豊かな人間力を発揮して、社会の第一線で活躍しています。さらに私たちは、今後も多様な学習ニーズに応じたきめ細かな教育を提供して、京都府における生涯学習機関としての役割も果たして参ります。

本冊子は会員校の学校概要を紹介しております。卒業後の進路を考える資料として活用いただき、府内の専修学校・各種学校に対するご理解を深めていただければ幸いです。

概要・定款

協会役員名簿

事業報告・計画

文部科学省委託事業成果物

会員校一覧

専修学校35校

各種学校4校